カキ

カキの生態

カキは東アジアに固有の果物であり、現在では中国の長江付近に自生していることが確認されている。品種にもよるが果実は7〜10センチほどであり、熟した実は鮮やかなオレンジ色になる。完熟したものは赤みがかった色味になり、果肉が柔らかくなる。東アジア圏でしか栽培されていなかったが18世紀に日本を通じて欧米へ広まり、学名にも「kaki」という言葉が使われている。現在の生産量は中国が最も多く、続いて韓国、日本が続く。日本では沖縄以外の多くの県で栽培・自生している。果実にはビタミンA、ビタミンC、カロテンが含まれており、疲労回復やかぜの予防に効果があるとされている。また、タンニンを含むことから二日酔いの解消にも効果があるとされる。カキの葉には果実以上のビタミンCが含まれており、殺菌効果もあることからカキの葉茶や柿の葉寿司などにも用いられる。木材は装飾品として利用されることもあり、果実の実ならず多くの部位に需要がある。

 

野菜ジュースはいつ飲むのがいい?

 

甘みと渋みを併せ持つ

 

カキは本来渋い果実であり、渋抜きをせずとも甘い「甘柿」は突然変異種であると考えられている。これは13世紀の日本で発見されており、日本特産であるとされている。中国でも同様の突然変異種が確認されているが遺伝性が異なることから別種であると推察されている。現在では世界に1000種を超える品種が存在しているとされ、色や形にとどまらず多くの変異種が確認されている。